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人工知能・AIブログ

2019年12月25日

AI(人工知能)事例集 vol.146 AIが野生動物の識別を支援、環境を守る取り組み

AIによって野生動物の保全を支援している事例について紹介します。

動物を識別

通常は地元のガイドの助けを借り、動物が現れる可能性のある場所を特定した後に木や柱などにカメラを取り付け野生動物が通るのを待ちます。
そしてこのようなカメラは数ヶ月に渡り何十万もの画像を収集します。
しかし、この方法には問題があります。
この仕組みによって何百万枚の写真データを集めることができますが、なにもない空白のデータを取り除いた後通過した動物達にそれぞれラベルを付けていく作業はあまりにも膨大で、処理が遅れるとその分だけ生物多様性における重要な情報が利用される前に古くなっている可能性があるそうです。
関係者によるとこの画像の識別は、高度に訓練された人間なら1時間に300〜1000枚をラベル付けが可能であるが新しいAI技術を使うことで360万枚もの分析が可能になると話しているそうです。
この解析技術によりリアルタイムでカメラのデータを利用できるようになり、時間のかかるプロセスになりかねないような処理の遅れがの削減が可能です。

AIシステムの効果

このAIシステムの性能はとても高精度です。
撮影した画像の中のおおよそ80%近くが何も写っていない画像のため除去の必要があります。
この必要のない画像の除去に非常に優れているのがこのAIだそうです。
生態系の変化や、急速な環境破壊に関係者が対応できるようにする為には保全のスピードが必要不可欠です。
このシステムが膨大な情報を迅速に利用可能にすることで絶滅危惧種とその生息地を救おうとする人を支援することに役立つそうです。
関係者によると「AIはカメラ画像の処理と分析の速度を劇的に向上させることができる。これにより、人々はカメラ画像データから野生動物の個体数を迅速に評価し、これらの種の保存、そして管理に役立つ行動について焦点を当てることができるようになる。」と話しているそうです。

【考察】絶滅危惧種と環境の保全

野生動物の観察や調査、そして保護を可能にするためには膨大な時間がかかります。
何ヶ月も待っても目的の動物が現れないことなどが当たり前でもある調査活動で、こういったAIを活用しサポートできることは、調査する人々の身体の支援、そして保護や調査をしたい動物達を迅速に守ることに繋がるのではないかと思います。
人手も足りていないであろうこのような調査活動でAIが今まで以上に活躍していく事を祈っています。

参考:AI FROM GOOGLE IS HELPING IDENTIFY ANIMALS DEEP IN THE RAINFOREST
参考:wildlife insights

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