Blog
人工知能・AIブログ

2020年5月13日

AI(人工知能)事例集 vol.182 ベトナム戦争の不発弾検出に貢献するAI

研究者たちは、人工知能を使って衛星画像からカンボジアのベトナム戦争時代の爆弾クレーターを検出したといいます。この新しい方法は、標準的な方法に比べて160パーセント以上も検出率を増加させました。

AIによる地雷検出のプロセス

Lin氏は、オハイオ州立大学の土木、環境、測地工学のRongjun Qin助教授と共同で研究を行いました。

カンボジアのプレイベン州の町の近く、100平方キロメートル区域の商業衛星イメージから、研究は始まりました。この地域は、1970年5月から1973年8月まで米空軍による絨毯爆撃の対象となっていた場所です。

研究者たちは、人工知能の機械学習を使用して、爆弾クレーターを分析するために衛星画像を分析しました。

クレーターにより、どのくらい多くの爆弾がどこで実際に爆発したかが分かります。これにより、どのくらいの数の不発弾が残っているのか、そして不発弾が発見される可能性のある特定の地域について検出することができるのです。

調査は2 つの段階プロセスを含んでました。第一段階では、研究者は月や惑星の流星クレーターを検出するために開発されたアルゴリズムを使用しました。

第二段階では、爆弾クレーターと隕石クレーターを区別します。開発されたコンピューターアルゴリズムは、爆弾クレーターの形状、色、質感、大きさなど、爆弾クレーターの斬新な特徴を考慮しています。

この方法により、爆弾検出率を160パーセント以上向上させたとLin氏は述べています。

研究による不発弾の状況の解明

研究者たちはまた、この研究のために機密解除された軍のデータにもアクセスすることができ、分析された地域に3,205個の汎用爆弾が投下されたことを示しました。

この情報は、地雷除去の報告書と研究の結果と合わせて、投下された爆弾の約44から50パーセントに及ぶ1406個から1618個の不発弾がこの地域でまだ行方不明になっていることを示唆しています。その土地の多くは農業地帯であり、地元の農家は不発弾に遭遇する危険性があるといいます。

【考察】平和活動に貢献するAI

地雷除去の重要なポイントの一つは、地雷除去の優先度の高い地域の特定でした。

AIの活用は、脆弱な地域の特定に役立ち、地元住民の安全の確保と、平和活動への貢献という大きな可能性を秘めています。

参考:https://www.sciencedaily.com/releases/2020/03/200324090005.htm

※当サイトに掲載されている一部画像、スクリ-ンショット、文章に置いては著作権侵害を目的に利用しておらず、第三十二条で定められる引用の範囲で使用しています。万が一問題があればお問い合わせからご連絡ください。即刻削除いたします。また、本ブログは業務の研究開発のためのものとなり、一部、弊社に関連性が無いものも掲載しております。

Contact

お問い合わせ

人工知能・AIに関してのお問い合わせは
フォームまたはお電話にて。
フォームに必要事項をご入力の上、
「送信」ボタンを押してください。
担当者より、
回答・返信させていただきます。

人工知能・AI

すべての項目が入力必須となります。

名前
貴社名
メールアドレス
電話番号
ご予算
お問い合わせ内容

NAGOYA

名古屋オフィス

愛知県名古屋市中区丸の内1-17-19
キリックス丸の内ビル 5F

TEL:052-253-9866

Map view

TOKYO

東京オフィス

東京都千代田区神田錦町1-21-2
大手町モダンビルディング 4F

TEL:03-3525-8640

Map view