AI(人工知能)事例集 vol.78 米大手スーパーがレジでの万引き防止AIを活用
09 July,2019

AI(人工知能)事例集 vol.78 米大手スーパーがレジでの万引き防止AIを活用

アメリカの大手スーパーで導入されている、AIによる万引き防止の取り組みについてご紹介します。

ここ数年、全国のスーパーでセルフレジが急速に普及しています。
顧客が購入したい商品のスキャンと会計をセルフで行うことで店舗側はレジスタッフの人件費を削減することができる、買い物の効率化を目的としたシステムです。

アメリカのスーパーマーケットチェーンであるウォルマートは、レジに「Missed Scan Detection」と呼ばれるAIを使ったコンピュータビジョン技術を導入しています。
 

AI技術が数多くの店舗で導入

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「Missed Scan Detection」の使用により商品がレジを通過したかどうかをカメラで確認することができ、商品がスキャンされずにバッグの中に入れられた場合などの異常を感知すると係員に通知が行くようになっています。セルフレジとキャッシャーがいるレジの両方で、ミススキャンや不正をモニターしているとのこと。

Business Insiderの報告によると、この技術は過去2年間に渡って米国内の1,000以上の店舗に導入されているといいます。

 

万引き被害の減少に貢献

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2017年に米国内の小売業者で出た盗難の損失は470億ドルにものぼっており、「Missed Scan Detection」は盗難やその他の損失を減らす目的で作られました。
ウォルマートはこの技術を2017年に導入しましたが、これまでの2年間で盗難、在庫の紛失、詐欺、スキャンエラーの発生率が減少したと報告しています。

ウォルマートがAIを導入したのはこれが初めてではありません。これまで、品切れをチェックしてくれるAIロボットや床掃除ロボットを導入し、従業員の効率化と消費者の心地いいショッピング・エクスペリエンスをサポートしています。

 

【考察】AI(人工知能)でストレスフリーな環境を

レジを担当する店員の人件費を減らせるだけでなく、セキュリティ面の強化にも一役買ってくれる先進テクノロジー。AIによって顧客の暮らしを便利にするだけでなく、労働者における働き方への変化にも期待が持てますね。

 

 

Missed Scan Detection

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