病気などにより声を失ってしまった人たちの助けになることも視野に入れ開発された「Lyrebird」というサイトは、たった1分間だけ音声を録音すれば、声のデジタル・コピーが作れてしまうというものです。
動画は以下より。
AI(人工知能)が人工音声の制作時間を大幅に短縮
動画の中のオバマさんが話していたのは「Lyrebird」というサイトで、サイト内で登録すると声を録音してデモが作れるようになっています。共同設立者のソテロさんによると、これまでであれば、こうした人工音声を作るのには8時間を要していたのですが、この技術ならたったの1分でAI(人工知能)が音声を解析できます。解析後はタイピングしたテキストをAI(人工知能)が録音した声で読み上げてくれます。
AI(人工知能)が音声の抑揚やクセを学習する
音声を解析するために、まず30種類の長短さまざまな文章を録音します。この解析でAI(人工知能)が音声の認識ができないと、30以上を録音させられることになるそうです。一見大変そうに見えますが、これでAI(人工知能)が発音の抑揚やクセなども学習していきます。
【考察】音声アバター時代の到来か
完成した音声は、まだ機会が話しているような不自然さがあるとのことですが、話しているのは自分が録音した声なので不思議な感じがするかもしれません。この技術があれば、チャットボット、音声ガイド、ゲームのアバターなど、様々な使用シーンがイメージできます。これからは普通の人々でも手軽に音声アバターを作る時代になるかもしれないですね。我々には、一体どんな未来が待っているのでしょうか?
Lyrebird – Create a digital copy of your voice.ーYouTube
gizmodo