AI(人工知能)事例集 vol.102 AIでイルカたちの会話を聴く
20 August,2019

AI(人工知能)事例集 vol.102 AIでイルカたちの会話を聴く

Josh Gabbatiss率いる研究チームは、アルゴリズムを使用して、メキシコ湾の海洋哺乳類が行った数百万のエコーロケーションクリックを選別することができます。
科学者は、機械学習の助けを借りて、イルカの水中のチャタリングを監視するアルゴリズムを開発しました。

教えられなくともパターンを解析するAI

メキシコ湾で活動する彼らは、自律型の水中センサーを使用して、イルカのエコーロケーションクリックの記録を2年間行ない、約5200万回のクリックノイズのデータ​​セットが得られました。
この膨大な情報を整理するために、科学者はノイズを自動的にカテゴリに分類する「教師なし」アルゴリズムを採用しました。
既知のパターンを認識するように「教えられる」ことなく、アルゴリズムはデータ内の元のパターンを検索し、クリックの種類を識別することができました。
これにより、科学者は記録されている数百万回のクリックの中でクリックの特定のパターンを特定でき、野生のイルカ種を特定するのに役立ちます。

この研究がもたらしたもの

海でのイルカの個体数の監視は困難です。
Frasier博士と彼女の同僚は、彼らの技術を使用して、大量のデータを選別し、無害な方法でイルカの個体数を追跡できると考えています。
イルカは非常に多様な哺乳類であり、異なる種は異なるタイプのクリックを使用してエコロケーション(反響定位)をします。
この研究チームは、その異なる種との関連性を調べるためにフィールドワークを続け、さらなる発展に力を注いでいます。

【考察】新たな視点からの発見

もともと音楽やソーシャルメディアを人々に提案するために使用された機械学習アルゴリズムであったものを、生態学的研究の課題に役立てるために利用したそうです。
このように現時点である技術を違う見方で使用することで新たな発見が得られ、多くの研究に役立つことが改めて分かる事例でした。
今後もAIを活用した様々な発展に期待が持てそうです。

AIでイルカたちの会話を聴く

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