Blog
人工知能・AIブログ

2020年5月4日

AI(人工知能)事例集 vol.176 AIがうつ病治療を変える可能性

うつ病患者にとって最適な治療法を選択する上で、人工知能が重要な役割を果たす可能性が提示されています。

新しい研究では、医師がうつ病を診断し、治療法を処方するのに際し、ハイテク戦略がどのように役立つかが示されています。研究者たちは、AI、脳イメージング、血液検査などのツールは、今後数年のうちに精神医学の分野に革命をもたらすだろうと予測しています。

脳波に基づくAIの予測

Nature Biotechnology誌で発表された研究では、300人以上のうつ病患者を対象に、プラセボとSSRIのいずれかの治療を受けるよう無作為に選択されました。研究者たちは、治療開始前に脳波を用いて参加者の大脳皮質の電気的活動を測定しました。研究チームはその後、機械学習アルゴリズムを開発し、脳波データを分析して、どの患者が2ヵ月以内に薬物治療の効果を発揮するかを予測しました。

AIは予後を正確に予測しただけでなく、さらなる研究では、抗うつ薬に反応するかどうか疑わしい患者は、心理療法や脳刺激などの他の方法で改善する可能性が高いことが示唆したといいます。

AIによる効果的な治療方法の発見

国民健康・栄養調査のデータによると、米国での抗うつ薬の使用は、10年半にわたって約65%増加しています。Trivedi氏によれば、薬物の使用が拡大していることから、うつ病の根底をさらに理解し、患者に効果的な治療法を処方することがより重要になっているといいます。

Trivedi氏はうつ病の寛解率を向上させるための大規模な研究プロジェクトにも着手しています。その中には、うつ病と双極性障害の患者2,500人を登録し、20年間追跡調査を行うD2Kという研究があります。また、RADは、10歳から24歳までの2,500人を対象とした10年間の研究で、気分障害や不安障害の発症リスクを低減させる要因を明らかにするものです。

「抗うつ薬が効かないことは患者にとっては致命的です。我々の研究は、患者が試行錯誤しながら痛みを伴うプロセスに耐える必要がなくなることを目指しています」と述べています。

【考察】うつ病との闘いを助けるAI

うつ病は長期的な治療が必要とされ、また、完治の難しい病気でもあります。

様々な治療や薬を試行錯誤する過程は、患者にとっても負担が大きいものであり、患者にとって最適な治療法を見出すのにAIが活用されることは、大きな意義があるでしょう。

参考:https://www.sciencedaily.com/releases/2020/02/200210112238.htm

※当サイトに掲載されている一部画像、スクリ-ンショット、文章に置いては著作権侵害を目的に利用しておらず、第三十二条で定められる引用の範囲で使用しています。万が一問題があればお問い合わせからご連絡ください。即刻削除いたします。また、本ブログは業務の研究開発のためのものとなり、一部、弊社に関連性が無いものも掲載しております。

Contact

お問い合わせ

人工知能・AIに関してのお問い合わせは
フォームまたはお電話にて。
フォームに必要事項をご入力の上、
「送信」ボタンを押してください。
担当者より、
回答・返信させていただきます。

人工知能・AI

すべての項目が入力必須となります。

名前
貴社名
メールアドレス
電話番号
ご予算
お問い合わせ内容

NAGOYA

名古屋オフィス

愛知県名古屋市中区丸の内1-17-19
キリックス丸の内ビル 5F

TEL:052-253-9866

Map view

TOKYO

東京オフィス

東京都千代田区神田錦町1-21-2
大手町モダンビルディング 4F

TEL:03-3525-8640

Map view