自身がイベントに参加していれば、「帰りは電車が混むから少し早めに会場を出よう!」と予測ができると思います。
イベント参加者ではなく、いつもの通勤路を通っている方は人の多さに圧倒され、「今日は〇〇のイベントがあったのか…早めに出れば良かった。」
と後悔された経験をお持ちの方もいますよね。通勤時の負担が軽減されるかもしれない事例を紹介します。
混雑時における電車移動の混雑緩和、快適性向上を目指す
実証実験が行われる駅は通勤利用が多い、池袋駅・西武新宿駅・高田馬場駅・国分寺駅。
さらにメットライフドーム(埼玉県所沢市)の最寄り駅である西武球場前駅。
実際に混雑が起こることが多い駅名が並んでいますよね。
乗り換え検索サービスと鉄道会社が連携した国内初の取り組み
乗換検索サービス「Yahoo!乗換案内」などで蓄積される将来の予定を含む路線検索履歴のビッグデータを個人が特定できないよう統計化したうえで、
AI(機械学習)による解析を行い、駅ごとの混雑パターンを推定します。
さらに、西武鉄道の駅別・時間帯別の降車人数データを掛け合わせることで、より高精度な混雑予測が実現されるそうです。
【考察】日本では当たり前の満員電車
今まで生きてきた人生の中で「1度も混雑に巻き込まれたことがない!」という方は少ないと思います。
朝の出勤時だけでなく、長時間の勤務を終えて疲労が溜まった状態でも乗らなければならない、満員電車。
海外の方が日本を旅行で訪れる際、満員電車の体験を旅の目的の1つとしているかたもいらっしゃるほど、海外では珍しく日本では当たり前です。
この実証実験により、いろいろな人の快適性が少しでも向上されることを願います。