白黒画像を入力すると、着色してカラー画像として出力してくれる素敵なソフトがオープンソースで入手可能となっております。AI(人工知能)を駆使した処理が行われており、各レベルに分けられたネットワークで処理された結果を一つに結合する事によって自然な着色を実現しています。
動画は以下より。
「colorization」とは
「colorization」は、人工知能を用いて白黒画像に着色を行うサービスです。早稲田大学理工学術院の石川博教授、飯塚里志研究院助教らの研究グループが発表した“ディープネットワークを用いた大域特徴と局所特徴の学習による色付け”の手法をWebブラウザー上で利用できるようにしたものになります。
AI(人工知能)が実行する着色処理
同時にアップロードできるのは1枚までで、サイズは上限8MB、また長辺が800ピクセルになるよう縮小されます。サイト上では「元画像」「グレースケール画像」「カラー化結果」が縦に並ぶ形で表示されるので、ブラウザー上で相互に比較できるようになっております。色味を8種類から選べる“フレーバー”機能を備えているので、変換後の色味を好みに合わせて変更することができます。
【考察】予想以上の実力を持つAI(人工知能)
ファイルサイズにもよりますが、処理時間は大体10~20秒ほどで、気になる結果ですが、中々の精度で出力してくれるようです。今までPhotoshopなどで苦労しながら色を付けていた方には大幅な作業時間の短縮が見込める、正に朗報ですね!AI(人工知能)の可能性が間近で体験できる「colorization」。昔の写真を引っ張り出して是非お試しください。
Ultra Digital Colorization – DemoーYouTube
ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け