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人工知能・AIブログ

2019年12月9日

AI(人工知能)事例集 vol.136 AIを使った世界初の橋梁劣化検知システム、ドコモと京都大学が開発

NTTドコモと京都大学がAIを活用した世界初の橋梁劣化検知システムを開発した事例について紹介します。

橋梁劣化推定AI

このシステムは橋を横断する車両の映像を撮影し、車両の重量と車両によって生じるたわみなどを推定し、橋梁の劣化をAIで推定するシステムです。
橋のたわみは劣化だけではなく、車両の重量によって影響を受けるため、事前に車両の重量を推定することで、より劣化の解析を正しく推定するそうです。
ドコモによるとこのAIを活用したシステムは2022年までには実用化され社会に貢献することを期待しているそうです。

現在との差異

今まで橋梁の点検をする際には、約10m〜30mの橋を目視、またはハンマリング試験で点検をしていましたが、この方法での検査の質は技術者の技量で変わることが多く、また足場を組んだりなどのコストが高くなることがあったそうです。
また、表面亀裂や腐食を解析するためのドローン画像の使用が近年増加しているそうですが、ドローンのみでは構造の健全性を評価することは困難だったそうです。
しかし、このシステムは定期的な点検を実施し、橋ごとにデータを蓄積することで精度を向上できるほか、5Gモバイルネットワークを利用して4K、8Kのような高精細ビデオデータの低遅延伝送を実現することにより、高精度且つ、効率的な検査につながるそうです。

【考察】職人とAI

このような検査を専門とした技術者は、いわゆる職人のようなもので何年も何十年も検査の仕事を続けているからこそできるのではないかと思います。
しかし、長年続けている人だったとしても、人間だからこそ見落としてしまうなどのミス、または検査を担当する技術者が育っていない地域や企業が世の中にあると思います。
そんなミスや防ぐ、そして技術者が育つまでのフォローのために、このようなシステムが役立つのではないでしょうか。
2022年にまでに実用化が期待をされているとのことですので、そんな時代が早くやって来ることを心待ちにしています。

参考:DOCOMO, Kyoto University Develops World’s First AI System to Detect Bridge Deterioration

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