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人工知能・AIブログ

2020年4月13日

AI(人工知能)事例集 vol.164 AIによるドライバーレス列車の誕生と、鉄道会社におけるAIの活用

近い将来、AI搭載のドライバーレス列車が登場するかもしれません。シアトル・タイムズ紙の記事によると、ニューヨーク・エア・ブレーキ社が製作したドライバーレス列車ソフトウェアは、昨年夏、アメリカ鉄道協会が所有する研究・試験施設で、30両編成の貨物列車が48マイルを走行するデモンストレーションに使用されたといいます。

ドライバーレス列車の導入事例

今日において、運転手を乗せずに貨物列車を走らせている唯一の国は、オーストラリアです。この取り組みは、鉱業会社のリオ・ティント社が、鉄鉱石を数百マイル移動させるために、ドライバーレス列車を走らせ始めたことから始まりました。オーストラリア、日本、米国の企業が提携し、AutoHaulと呼ばれるソフトウェアの開発に携わり、9億4,000万ドル以上を投資して運行を開始しました。

AutoHaulシステムは、列車の位置、長さ、重量に関するデータを処理し、列車を安全に移動させるための理想的な速度を決定します。

鉄道会社におけるAI活用方法

その他にも、鉄道会社は、AI機械学習をさまざまな形で活用しています。

テキサス州の鉄道会社BNSFは、トラックと貨物列車のメンテナンスの改善のためにAIを使用しています。例えば、壊れた車輪を検出するために、システムで毎日75万枚の画像を分析しています。

テネシー大学教授のデビッド・クラーク氏は、列車の衝突や速度関連の脱線を防ぐためのシステムであるPositive Train Controlの導入により、遠隔列車運行の基盤が整いつつあることを示唆しました。

鉄道業界におけるAIのメリットとしては、時刻表の最適化と同期化による総移動時間、待ち時間、乗り換え待ち時間の短縮、顧客満足度の向上、コスト削減の実現などが挙げられます。

関連するケースとして、1日に1万5000本以上の列車が走るフランスの国有鉄道会社SNCFがあります。この鉄道会社は、鉄道業務にAIと高度な分析を適用する取り組みの一環として、IBM Watsonを採用しています。同チームは、振動、温度、圧力を検出するために遠隔センサーを使用しており、機械学習とリアルタイムのデータ処理を利用して、予知保全に役立てています。

【考察】AI列車の誕生と、鉄道の安全向上への期待

自家用車やトラックなど、移動手段のAI化を見るに、ドライバーレス列車の普及の未来は遠くないでしょう。

AIの正確な交通サービスによる顧客満足の向上は勿論、これまで問題となってきた、運転手の労働環境の改善や、鉄道事故の防止といった人命に関わる面においても、AIには大きな期待が寄せられます。

参考:https://www.aitrends.com/ai-in-industry/autonomous-freight-trains-powered-by-ai-coming/

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