通販のフルフィルメント支援を手がけるアッカ・インターナショナルは、自社物流倉庫の作業効率が現状の6倍以上に向上するというAI(人工知能)を使った物流ロボット「Geek+」を、昨年7月に導入しました。
動画は以下より。
AIロボットで物流効率が6倍に!
アッカ社の加藤大和社長は、中国EC大手のアリババグループも採用しているというギークプラス社の物流ロボット「Geek+」を日本で初めて採用しました。加藤社長はアリババの物流倉庫で稼働するAI物流ロボットを視察し、業務効率の高さや業務処理量の多さに感銘を受けて自社への導入を決めたそうです。アッカ社によると、入荷後の商品保管やピッキングなどの作業効率見込みが人力と比べて6倍以上見込めるそうです。
AI(人工知能)が倉庫内データをマーケティングに活用
AI物流ロボットが商品のピッキングや商品棚の移動などを最適な動きで行いながら、商品在庫の保管データや出荷データなどを分析し、倉庫内業務の最適化を図ります。蓄積したデータはAI(人工知能)がマーケティングに欠かせない新商品の需要予測や、店舗販売商品の欠品予測などを行います。
【考察】労働力不足の改善が期待されるAI物流
AI(人工知能)や自動運転などが普及することで、導入企業に大きな負担がなく物流事業が継続でき、労働力不足の改善が期待されています。物流の効率化を上げるには、テクノロジーとの融合が不可欠ではありますが、物流分野はAI(人工知能)によって着実に進化していくのではないでしょうか。
人口知能(AI)搭載の物流ロボット「Geek+」を使った商品ピッキングの様子@アッカ・インターナショナルの物流倉庫ーYouTube
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