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人工知能・AIブログ

2020年3月13日

AI(人工知能)事例集 vol.158 AIの技術を活用して絶滅の危機に瀕している動物たちを救う取り組み

アル・アイン動物園で絶滅の危機に瀕している動物たちを救うためにAI技術を活用している事例について紹介します。

画像認識システム

アル・アイン動物園では絶滅の危機に瀕している希少な動物たちを救うため、皮膚や顔認識技術を使った動物認識のソフトウェアの試験が行われています。
この動物園にはアラビア砂ネコ、フンボルトペンギン、ダマ・ガゼルなどの珍しい動物が飼育されています。
このAIソフトウェアを利用することで、飼育員は動物達の写真を携帯電話で撮影することができ、撮影されたデータは動物園のデーターベース内にある既存の情報と紐付けることができます。
アル・アイン動物園で試験運用されているこのシステムはそれぞれの動物の写真を100枚ほど撮影し、デジタル上でプロフィールを作成します。
そしてその情報をソフトウェアに紐付けることで、画像から個々の動物として識別することができ、動物の歴史、年齢、性別、その他すべての情報にアクセスすることが出来ます。
これにより動物達になにか問題が生じたときや、治療や検査が必要になった場合に自動的に飼育員に向けてメッセージが送られます。
また、画像認識による異常の識別だけではなくそれぞれの動物達の遺伝的特徴と歴史をマッピングすることで繁殖の成功を促すことが期待されています。

期待される効果

このシステムを利用することで動物のデータ、健康状態などを正確で容易にモニターすることができるのではないかと期待されています。
ですが現在のところ、このシステムの精度は89%程度だそうなので今後更に改善していくと語っています。
もし、この実験が成功すれば希少な動物だけではなくすべての動物達にこのシステムを使った飼育管理を行うと関係者は考えているそうです。
そしてこのシステムを使うことで従来の方法であった「損傷や損失を受けやすいセンサーの設置」という問題点を回避できるようです。

【考察】人の手でできること

とある動物が絶滅危惧種に、とある動物が何年以上目撃されていないなど動物の危機的ニュースがとびかっていますよね。その絶滅の原因が人間の手や、自然の影響など様々です。
そして、動物たちが絶滅し生態系に多大な影響を与えることで、最後には私達人間にも大きな影響を及ぼす場合もあります。そんな世界にならないようにするために、このようなAI技術が活用されるのはとても有意義で効果を期待したい事例なのではないでしょうか。
人は自然の流れに逆らうことはとても難しいですが、それでも人の手でできることがあるかもしれません。
この問題が解決するのは何年後の未来であるか想像が難しいですが良い結果が迎えられることを期待しています。

参考:https://www.thenational.ae/uae/environment/emirati-zoo-to-use-ai-technology-to-save-rare-wildlife-1.990044#5

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