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人工知能・AIブログ

2020年5月1日

AI(人工知能)事例集 vol.175 歯科医の仕事を助けるAI

歯科インプラント手術の際、インプラントの大きさや位置を決めるために、歯科医は下顎の両側にある下顎管の正確な位置を知る必要があります。このような治療においてAIはどのように活用されているでしょうか。

歯科インプラント手術とAIの活用

下顎は解剖学的に複雑な構造をしているため、医療専門家はX線やコンピュータ断層撮影(CT)モデルを使用して診断しています。一般的に、歯科医師や放射線技師は、X線やCTスキャンから下顎管の位置を手動で設定するため、それには手間と時間がかかります。

この問題を解決するために、フィンランド人工知能センター FCAI、タンペレ大学病院、プランメカ、アラン チューリング研究所の研究者は、正確かつ自動的に下顎洞の正確な位置を示す新しいモデルを開発しました。このモデルにはディープニューラルネットワークが使用されており、研究者たちは、3DコーンビームCTスキャンで構成されるデータセットを使用してモデルを訓練しました。このモデルは高速でデータ効率が良く、下顎管を高精度に定位させることができます。

「単純なケースにおいては、このモデルは人間の専門家と同じくらい正確です。歯科医を訪れるほとんどの患者はほとんどが当てはまります。より複雑なケースの場合は、推定値を調整する必要があるため、まだ完全に独立したシステムというわけではありません」とジョエル・ジャスカリ氏は述べています。

AIの使用による利点

人工知能を使用することには、もう一つの明確な利点があります。それは、機械が毎回同じように速く、正確に作業を行うという点です。この研究の目的は、放射線技師を置き換えることではなく、放射線技師の仕事をより速く、より効率的にして、最も複雑な症例に集中できるようにすることだといいます。

フィンランドのPlanmeca社は、歯科用機器、2Dおよび3Dイメージング機器、ソフトウェアの開発、製造、販売を行っており、FCAIと共同研究を行っています。同社は現在、発表されたモデルを専用のソフトウェアに統合し、Planmeca社の3D断層撮影装置で使用できるようにしています。

【考察】正確性と迅速さを与えるAI

現在AIは、医療をそのまま受け継ぐのではなく、医師の仕事をサポートするような役割を目的に開発されています。

医師の専門性と、AIによる作業支援の融合によって、今後の医療の正確性と迅速さの向上が期待できます。

参考:https://www.sciencedaily.com/releases/2020/04/200421094254.htm

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